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真清田神社 舞楽「還城楽」

尾張一宮の真清田神社では、毎年4月29日10時に舞楽神事が行われていて、2011年に見に行ったことがあり、そのときに宮司さんが、久米舞を2,3年のうちに復活させます、とおっしゃってたんで、2013年、今年あたりはどうだろうと、また見に行った。

神社の森の新緑に、舞台や演者の朱が映える。

今年の演目は、

神楽  桃豊舞

管絃  音取
     傾盃楽急
     輪鼓褌脱

舞楽  振鉾
     胡蝶
     還城楽
     長慶子

桃豊舞、振鉾、胡蝶、長慶子は、前回と同じで、久米舞は残念ながら演目になかったが、蛇年にちなんでか、蛇が登場する「還城楽(げんじょうらく)」が舞われた。

その舞は、いただいたパンフレットによると、

別名「見蛇楽」「還京楽」とも言うように、「教訓抄」によれば、蛇を好んで食する胡国の人が、蛇を見つけて捕らえ、喜ぶ様子を舞にしたとされています。

還城は凱陣を意味することから、大国では王の行列、還御の際に奏されるめでたい曲です。